これは、保険商品そのものの良し悪しではなく、担当窓口の方の説明不足からの行き違いによる問題が大きいと思われます。
また、お客さまの状況に応じた補償内容でのご契約ができていないこともあります。
何年も前に保険の契約をしてそのまま継続しているが、家族が増えたり転職をしたりなど、お客さま自身の生活スタイルが変化しているなどという場合は見直してみてはいかがでしょう。

保険についてくわしい方や、じっくりご自分で調べて判断できる自信のある方、万が一の際の対応も大丈夫な方は、ネットで契約する保険がコストパフォーマンスが良いと思います。
逆に言えば、保険についてそれほどくわしくない、自分で調べて判断するのは大変（または面倒）、万が一の際に自分で保険会社に交渉するのは不安という方は、保険のプロであるファイナンシャルプランナーにお任せいただくほうが安心です。

自動車保険の話で、よく話題に上がるのが「等級」というキーワードです。
一般的に初めて自動車保険を契約した場合、「6等級」からスタートとなります。契約後１年間無事故（＝保険金請求をしなかった）の場合、次の年は等級は上がり、保険料が安くなるという仕組みです。
逆に、事故を起こすと等級は下がり、保険料がアップします。
自動車事故以外でも、自然災害などで車両保険を使用する場合は等級は下がります。
自動車保険の等級を「ノンフリート等級」といいます。

自動車保険を他社に変更する場合でも、ノンフリート等級は引き継ぐことができますので、ご安心ください。

交通事故のように、相手が居るトラブルの場合には、その過失の割合を事故当事者双方の保険会社同士が話し合いをし、決定していきます。
その際参考にするのが過去の裁判例です。起こった事故に類似した過去の裁判を基準にし、実際の事故状況に応じて割合を修正します。
自動車同士の事故の場合、自分では明らかに相手のほうが一方的に悪いと思っていても、過失があるとみなされることがほとんどです。

車に乗らない方の自動車保険ほど無駄なものはないと思います。リスクがないので備えが必要ないからです。
しかし、損害保険には多くの種類があります。ケガや病気になった際の治療費や入院費を補償するもの、旅行中のトラブルに対応するものなどもあり、人が生活や仕事をしていく上で起こりうるリスクをカバーしていきたいと、保険会社もさまざまなサービスをリリースしています。

自賠責保険は他人の身体に対しての補償しかないので自分のケガや相手の車等の財物損害に対する損害賠償は一切補償されません。

地震保険は国と保険会社が共同で引き受けているので保険料は統一となっています。
注意すべきことは、火災保険とセットでの加入が必須となることや、地震保険の補償は「当面の生活費」であり、火災保険のような損害の再建費用の補償ではないので、建物が元通りになるわけではない、ということなどです。

保険の仕事は人々の生活、そして万が一の際に力になるべき責任のある仕事です。
ですが、残念ながら保険の仕事に携わっている人の中には、そこまで深く考えていない方もいらっしゃいます。
リスクガードの西村も、この仕事に携わりはじめた時は「どうせすぐ辞めるでしょう？」と門前払いを受けたこともありました。しかし、コツコツ仕事を続けて十数年。その方と再会し、ご契約いただきました。


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